はじめに
はじめに、岩内厚生園は50名位の子ども達が日々暮らしている生活の場、つまり、子ども達の「家」です。保育実習・養護実習とは、子ども達にとっては、自分の家にいきなりやってきた、知らない人の勉強の場になるのです。もし、自分が子ども達の立場だったらと想像して下さいどう思いますか?それでも、私たちが実習を引き受けるのは、一人でも多く、児童養護施設について理解して頂きたいのと、もし、私たちと同じ仕事に就きたいと思っている方がいるとすれば、そのお役にたつ事で一人でも多くの子ども達に貢献できればと考えているからです。
そんな中で提供される学習の機会です。だからこそ、学習が有意義なものになればと思っております。
そんな中で提供される学習の機会です。だからこそ、学習が有意義なものになればと思っております。
実習内容・目標
実習内容は、保育・養護実習と共に、実習期間中、実際に子ども達と一緒に暮らします。一人の大人として、子ども達と生活をともにしながら個々で持っている実習課題の達成を目指して頂きます。
- 児童養護施設の歴史、その中で求められている役割
- 指導員・保育士の業務内容
- 行事・ボランティアなどについて
- 地域における役割及び活動について
- 関係機関との連携の重要性について
- 入所児童に対しての関わり方について
- 人権擁護について
対象の方
保育実習・養護実習とともに、実習受付につきましては学校からのものを優先とします。学生さん個人の受付も相談に乗ります。実施時期は受け入れ体制の中で検討します。お申込みはお早目にお願い致します。
- 大学・短大・専門学校の指定保育士養成課程において、保育実習(施設)を履修するため実習施設を探している方で、児童養護施設に働きたい、もしくは児童養護施設について勉強したいという気持ちを持っている学生。
- 大学・短大・専門学校で、児童関係・社会福祉関係の学部(学科)課程において、社旗福祉援助技術現場実習(もしくはそれに相当する実習いわゆる養護実習)を履修するための施設を探している方で、児童養護施設に働きたい、もしくは、児童養護施設について勉強したいという気持ちを持っている学生。
ボランティアについて
施設に入所している児童は学習に課題を持つ児童が多くいます。学校の授業だけでは高校受験など大切な時期を乗り越えていく事が難しい現状があり、塾に通うほどのお金もありません。そこで、岩内厚生園では学習援助として学習ボランティアを募集しています。他にも、各種ボランティアも募集しております。