岩内厚生園沿革の大要
本園はその歴史古く最近まで岩内救護院と言い、明治31年冬、岩内消防組頭、鈴木久太郎氏が夜警に従事、町内を巡回中行斃れの老人を発見是を自宅に伴い保護しつつあったが爾後寄辺なき老人をも引取り其の世話をなしたところ、次第に人数を増し家内狭隘を告げたので、明治41年5月2日私財一切を売却して、現在の位置に岩内救護院を建設したのが濫觴である。
明治31年(1898年)冬 | 鈴木久太郎氏旅病人を救助したるを初めとせり。 |
明治41年(1908年)5月 | 鈴木久太郎氏岩内救護所を創設し事業を開始せり。 |
明治45年(1912年)7月 | 岩内救護院と改称し、役員を選定せり。 |
昭和13年(1938年)9月 | 社会事業法第一条第二項の届け出をなし、許可せられる。 |
昭和16年(1941年) | 院舎改築し保育園を開始せり。 |
昭和21年(1946年)3月 | 社会事業施設の指定認可を受く。 |
昭和22年(1947年)12月 | 児童福祉法の公布とせられると共に児童養護施設として同法第41条により幼児児童の養育事業を経営。 |
昭和24年(1949年)11月 | 財団法人岩内厚生園設立。 |
昭和25年(1950年)5月 | 財団法人許可受く。 |
昭和27年(1952年)5月 | 社会福祉法人の許可を受く。 |
昭和37年(1962年)12月 | 特別御下賜金拝受する。 |
昭和44年(1969年) | 道補助金による老朽整備改築完成。 |
平成5年(1993年)4月 | 児童入所定員を60名より55名に変更。 |
平成10年(1998年)7月 | 役員改選。理事長に高橋一氏、施設長に高橋一彦氏就任。 |
平成23年(2011年)6月 | 理事長高橋一氏逝去。役員改選行われる。 理事長に品川文夫氏就任。 |
平成24年(2012年)3月 | 新築園舎完成。 |
平成24年(2012年)5月 | 外構工事完成。 |
平成24年(2012年)8月 | 岩内ライオンズクラブ50周年記念として岩内厚生園記念碑が建立。 |
平成27年(2015年)3月 | 児童福祉法による障害児通所支援事業の中の児童発達支援事業・放課後等デイサービス事業(多機能型)「チャレンジキッズどんぐり」を開始 |
令和2年(2020年)6月 | 地域小規模児童養護施設「友和」を開設(認可) |
令和3年(2021年)6月11日 | 理事長品川文夫氏退任。役員改選行われる。 理事長に酢谷昭雄氏就任。 |
令和6年(2024)3月 | 地域小規模児童養護施設「友和」を廃止 |